23年7月の料理教室のお話
これからの夏休みは、こども達をプールもいいけど海にも連れて行って欲しい。砂浜を歩くと、砂や石ころで足の裏を刺激し、右脳が発達して身体と心のバランスが良くなる。赤ちゃんの重心は後ろなんよ。後ろに倒れたら、おしりというクッションがある。だけど今頃の赤ちゃんは重心が前になっている場合が多いらしい。顔からつっこむ。手をつかないで・・・それは神経のバランスが悪いから。おっぱいを吸い、泣き、寝返りをし、ハイハイをし、立つ。人が進化発達してきた過程を見せてくれていて、これらはすべて遺伝子が覚えているからできる。食べるものも同じよう・・。最初は木の実を食べ、生のものを食べてきたから大脳は発達しなかった。それに火や熱を加え、炊いて食べるようになってから大脳は発達した。大脳が発達して寿命が延びた。それが’火食’。なのに今は電子レンジでチーン!周波をかけて食物と食物の繊維を擦り合わせて食品の持つエネルギーは出てしまっている。でも蒸し器で蒸したものははんなり温かい。蒸し器をだしてお湯を沸かして・・めんどくさい。不便だし手間もかかる。でも、物事は表裏一体なんよ。いいことが5あったら、不便なことも5ある。子どもたちにはなるべく電子レンジは使わないであげて欲しい。
それから、必ず腐るものを食べさせてやって。すぐ腐るものはなるべく食べなくていい。肉・魚はすぐ腐る。腐らないものは食べなくて良い。保存料が入ったものは腐らないでしょ。パンはいつまでも柔らかくてなかなか腐らない。特にあんこは気をつけて。あんこはすぐ腐るはず。それを常温に置いても腐らないのはおかしいと思わないと。野菜も腐るけど、すぐには腐らない。’身土不二’その時、土地にできたものをその土地の人が食べる。今日のように暑いときゅうり、なす、うりができる。だから今食べたらいい。夏は身体を冷やすものを食べる。その中で一番なすが冷えるから、妊婦さんはゼロでもいいくらい。少し食べるなら直火で焼いて焼きなす。しょうが醤油やみそをつけてね。そういうものを身体に入れる時、今自分の身体がどうかな・・ということを知って、今これを食べていい時期かどうかを考えて取り入れて欲しい。