22年8月の料理教室のお話
みんなに是非「なべ」でご飯が炊けること、そして、はんなりしたおいしさを味わということを体験して欲しいです。ご飯を鍋で炊くと好きなように焦 げ目がつけることができ、夏の暑いこの時期は、ちょっと焦げ目をつけると香りが食欲をそそります。ご飯は炊飯器が炊くものと決めないで少しづつ工夫をして みてください。
そして、『一物全体』。南京の皮は捨てないで、今日のように味噌を少し入れてかき揚げにするとおいしくいただけます。時間がたってもパリッとしていてお弁当にもぴったりです。ちょっと梅肉をたたいて加えてもさっぱりするし、生姜の千切りを入れてもおいしいです。
?妊婦さんへのメッセージ?
将来、赤ちゃん(こども)がどんなものを食べられるかというのは、お母さんのおなかのなかにいる時に、お母さんが食べたもので決まると言われています。ジャンクなものはどんどん減らすこと。そして、穀物と野菜を中心にし、時々サプライズとして、肉・魚を取り入れるようにする。もしくは、肉はなくてもよ い。そうすることで、元気で、みんなから愛される、つい声をかけたくなるような「いい顔」の子どもになります。天使ですね。
特に自然食にこだわらなくても、なるべく添加物の少ないものを選び、外食は控えめにするなど少し気にかけることで大きく違ってきます。
一年365日、何十年も食べて過ごすので、意識のある親に恵まれるか意識のない親のもで育つかによって同じように生れてきても人生が変わってくるということを気に留めておいてほしいと思います。